第2話
優しさ?それとも、臆病?
第2話 あらすじ
ざっくりとしたあらすじです。
ネタバレも含みます。
青木(道枝駿佑)は、「青木は自分のことが好き」だと井田(目黒蓮)に勘違いされたまま文化祭を迎える。思いを寄せる橋下さん(福本莉子)は井田のことが好きなのだから、2人がくっつけば丸く収まると思った青木は、文化祭をきっかけに井田と橋下さんをくっつけようと画策するがうまくいかない。
迎えた文化祭当日、主役が休んでしまったことから、青木と井田の2人で『シンデレラ』の劇に出演することになり、青木は井田の言葉にときめいてしまう。
第2話のコトバ
一生懸命でいいなって。
文化祭の準備をする中で、青木と橋下さんが似ていると気づいた井田の言葉。
一生懸命でいいなって。
一緒にやって実感したっつーか。
橋下さんの魅力に気づいてくれたと思った青木は、「だろ?気づくのおせーよ」と言いますが、井田は「お前 なんでそんなに橋下さんのことすすめてくるんだ?俺のこと好きなんじゃねえの?」と聞きます。
「俺のこと好きなんじゃねえの?」っていうのもいい。
青木は俺のことが好きだと信じて疑わない井田、かわいい。
自分じゃわかんないだろうけど。
井田と橋下さんのことを優しくて頭がいいからお似合いだと話す青木の言葉。
自分じゃわかんないだろうけど。
ってか、俺なんかはなから無理ってわかってるからさ。
好きな人の幸せくらい願ってもいいだろ?
「青木は優しい」と言う井田に対して、青木は「臆病の間違い」だと反論します。
いやお前は優しいよ。
自分じゃわかんないだろうけど。
だから「俺なんか」なんて言うなよ。
「臆病」だと思っていた自分の欠点を「優しい」と言ってもらえたんだね。
俺は嫌だった。だから言った。
青木がシンデレラの代役、井田が王子の代役をそれぞれ演じて『シンデレラ』は大成功。
井田が王子としてかっこよすぎたため、シンデレラ役の青木は、本当に井田に恋をしてしまったのではないかと、クラスのみんなから冷やかされてしまいます。
「でも、これがマジだったらウケるよなあ」と言われた井田の言葉。
「ウケねえよ!
それに青木はクラスのために頑張ってくれたんだろ。なんで笑うんだよ」。
「そんなん言われたら惚れてまうやろー」とおどける青木は、「お前まじめすぎ。あんなの流せばいいんだよ」と井田を諭します。
でも、お前は嫌だったんじゃねえの?
俺は嫌だった。
だから言った。ごめん。
青木の心を守ってくれた井田、かっこいい~
ほんとに惚れてまうやろーだね。
第2話 メモ
井田は、青木のことをちゃんと見ている。
文化祭の準備中、誤って絵具をひっくり返してしまった橋下さんをかばった青木。
「ごめん。俺がやっちまったわ」。
修復作業を手伝ってくれた井田に「ごめん。俺、別にわざとやったわけじゃないけど」ときまりが悪そうに謝る青木に対して、井田は
知ってる。お前、頑張ってたし。あんま気にすんな。
と声を掛けて、頭をポンポンする。
井田、激ヤバいい奴!
さらに、青木がシンデレラ役に立候補した理由についても、
言われなくてもわかってるって。橋下さんかばったんだろ?
かっけえじゃん青木。
と声を掛ける。
井田、青木のことをわかってる!
井田はめめで、めめは井田?
感想:勘弁して下さい…と思うほど、惚れてまう”めめ”が満載!
「めめ、メンバーを虜にしがち」とは、『Snow Man’s Life』の歌詞ですが、めめがみっちーを虜にする過程が描かれた第2話。
いや、みっちーとめめではなく、青木と井田なのですが。
「深夜、ジャニーズ、BL(ボーイズラブ)」と、とっつきにくい要素が満載の『消えた初恋』ですが、描かれているのは「自分のことをわかってくれている」嬉しさと、”惚れてまう”優しさ。
男女関係なく、人として、優しくて強い人は魅力的なのだと再認識しました。
素敵なドラマです。