『消えた初恋』 第8話 まとめ&感想

消えた初恋第8話

第8話

青木が偏見にさらされる!

目次

第8話 あらすじ

ざっくりとしたあらすじです。
ネタバレも含みます。

担任の谷口先生(田辺誠一)との面談で、青木(道枝駿佑)は苦手な数学をレベルアップするために教育実習生・岡野(白洲迅)から補習を受けることになる。
ある日、青木は勇気を出して井田(目黒蓮)の手を触ろうとするが、井田は驚いて手を払ってしまう。
ショックを受けた青木は数学の勉強に打ち込み、岡野はその様子を見て青木が彼女に振られたのだと思い込む。
しかし、岡野は学校からの帰り道で青木と井田が2人でいるところを目撃してしまい、青木の恋人が男の子だと知る。

第8話のコトバ

青木のこと、気持ち悪いなんて思うわけないだろ。

青木が井田の手を触れた時、「うわっ」と声を上げて驚いた井田。
青木は気持ち悪がられたのかと落ち込むが、青木の手が冷たかったから驚いたのだと話す井田の言葉。

青木のこと、気持ち悪いなんて思うわけないだろ。

しかし、翌日、手を握り合っていた青木と井田の様子を見た岡野は、
「青木君がその、そうとか知らなかったから。だから、約束の件はごめん」と青木に話し、ラーメンをおごる約束を反故にしてしまう。

青木が初めて偏見にさらされたシーン…

大したことだよ、それは。

岡野に、井田と一緒にいるところを見られて嫌われて、ラーメンをおごってもらえなくなったことを「大したことじゃない」と笑って話した青木にかけた井田の言葉。

青木。大したことだよ それは。

シンプルだけど、優しい言葉だね。

そして、岡野に話に行くという井田に、青木は「誰にも言わないって言ってくれてるし、もう丸く収まったから」と井田を制します。

青木がへこんでるなら、丸く収まってはない。

青木の心を大事にしてくれる井田、すてき~

俺、最初から変わってないよ

井田と付き合っていることを知らなかった時は、青木と普通に接していた岡野。
青木は岡野のことを「初めてできた先輩でお兄ちゃんみたい」と慕っていたが、岡野は「 知らなかったから仲良くできただけ」だと言う。反論する青木の言葉。

俺、最初から変わってないよ。

「付き合ってんだよ!いいだろ?別に」「そうやって、線引きされたくねえんだよ!」とまっすぐな言葉をぶつける青木。

線引きされるって悲しいね。。

俺だって誰でもいいわけじゃない。井田が好きなんだ。

岡野は「青木君のことは簡単に理解できないけど約束破る理由じゃなかった」と謝る。
「自分はモテるから」という言い訳をする岡野に放った青木の言葉。

俺だって誰でもいいわけじゃない。
井田が好きなんだ。

本質はそこなんだよね。

第8話 メモ

「何が好きだろうと人の自由」という結論

青木と井田が世間の偏見にさらされるというショッキングな第8話でしたが、最後がよかったです。

3人がカウンター席に並んで、岡野は味噌ラーメン、井田は塩ラーメン、青木はしょうゆラーメンを注文します。
それぞれ好きな味や選ぶ理由があり、それぞれが「うまい」と食べているシーンはとても印象的。

第8話だけでも見る価値ある!

良い教材!

感想:神回!人生が変わる第8話かも。

『消えた初恋』の神髄とも言える第8話。
「深夜・ジャニーズ・BL(ボーイズラブ)」というとっつきにくい(偏見を持ちやすい)要素が揃ったドラマですが、思いがけずハマってしまった40代の私。

みっちーとめめの繊細な表現につい共感しているうちに世間の”カテゴリー”に鈍感になっていましたが、ここへきて”線引き”する奴が現れました。
イケメン教育実習生・岡野…。

『消えた初恋』にハマって青木と一緒に井田にドキドキしていると、青木の気持ちの動きに名前をつけるとしたら「恋」以外に無いと気づきました。
○○セクシャルとかLGBTとか「恋」の種類を見極めて、細かくカテゴリー分けすることには何の意味もないんですよね。

岡野に偏見を持たれて警戒された青木が言った「誰でもいいわけじゃない。井田が好きなんだ」という言葉がすべてなのよ~。

改めて、青木や井田みたいな人が生きていきやすい世の中になったら、あらゆる人が生きやすくて、自分自身も生きやすい世の中なんだろうなあと思いました。
『消えた初恋』第8話、いろんな人に見てほしい回です!!

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