『消えた初恋』 第1話 まとめ&感想

消えた初恋第1話

第1話

好きってどういう気持ちなんだ?

目次

第1話 あらすじ

ざっくりとしたあらすじです。
ネタバレも含みます。

高校2年生の青木想太(道枝駿佑)は、テストが始まる時に消しゴムを忘れたことに気づく。親友・あっくん(鈴木仁)に借りようとするが断られ、片思いをしている橋下さん(福本莉子)が貸してくれることに。青木は感激するが、その消しゴムに「イダくん♡」と書かれていることに気づき、橋下さんが井田浩介(目黒蓮)のことが好きだと知る。がっかりする青木は消しゴムを落としてしまい、前の席に座る井田が拾ってしまう。「イダくん♡」?井田に見られてしまうが、橋下さんの恋心を井田にバラすわけにはいかないと思った青木は、自分の消しゴムだと井田に嘘をつき、井田は驚く。
テストの後、井田は、青木の消しゴムに「イダくん♡」と書かれていた意味を考え、青木が自分のことが好きなのだと思い込む。
青木は消しゴムを橋下さんに返し「初恋だから大事にしたくて」と、まだ告白するつもりがない橋下さんの気持ちを知る。そして、消しゴムの持ち主が橋下さんだと、井田に知られないようにしようと心に誓う。
屋上に井田を呼び出した青木は、消しゴムのことは誰にも言わないでほしいと頭を下げ、井田も了承するが、「青木は自分のことが好き」という井田の誤解は解けず深まっていく。
青木は橋下さんに告白しようとするが、「一緒にがんばろう」と手を握られて言い出せなくなってしまう。

第1話のコトバ

バカみたいだけど本気で好きだったんだ。お前にはわからないだろうけど。

青木が自分の事を好きなのだと勘違いした井田は、
「俺、何もわかってなかったから。今まで気を持たせるような思わせぶりな態度に見えてたなら謝る。」
と青木を振ります。

「消しゴムのことは忘れてくれ」と言う青木に、

お前はそれでいいのか?
お前の気持ちはなかった事にしなくてもいいんじゃないのか?

と返す井田。

「そっか…、こいつだったんだ」
昨年のバレンタインデーに、橋下さんからもらったカップケーキを思い出す青木。
「あれは本当は井田にあげるつもりだったんだ。」

バカみたいだけど本気で好きだったんだ。
お前にはわかんねえだろうけど。

井田には「本気で井田が好きだった」と伝わっている…

みっちーがかわいくて、切ない。。

なあ、好きってどういう気持ちなんだ?

青木が自分のことを好きだと勘違いした井田は、青木のことを考え続けます。
大好きな橋下さんが井田のことを好きだと知った青木は、井田に八つ当たり。
荒れる青木へ井田の言葉。

正直、好きとか嫌いとか俺にはよくわかんねえんだ。
なあ、「好き」ってどういう気持ちなんだ?

こういうセリフをまっすぐに言えるの、さすがめめ。

理由なんてないだろ。

井田の疑問に答える、青木の言葉。

俺は、普通に笑顔がいいなとか優しいなとかそういうの。
んで、たまに話した時なんてすんげえ嬉しくて。
ずっとそのことばっか考えちゃって。
気づいたら好きになってたんだよ。理由なんてないだろ。

みっちーも、青木役が似合う!

第1話 メモ

井田は、激ヤバいい奴。

青木のことが知りたくて、青木の親友・あっくんに青木のことをリサーチする井田。
何かあったのかと尋ねるあっくんに「俺から青木に言っておこうか?イダが超反省してたよって」と提案されるが、

いい。お前に悪いし。
それに気持ちはちゃんと自分で伝えねえと意味ねえから。
いい加減なことはしたくないんだ。

と返して井田は去ります。

あっくんは、「井田って…、激ヤバいい奴じゃん」とつぶやくのです。

青木の気持ちを真摯に受け止める井田、激ヤバいい奴!

感想:好きってどういう気持ちなんだ? 勘違いが面白い!

「これは一生懸命で善良な高校生たちのちょっとおバカな恋の物語である」から始まる、
本当に善良で、本当におバカで可愛すぎる高校生のラブストーリーです。

短髪めめ見たさに見始めましたが、第1話から笑えて、みっちーとめめのフレッシュさに心が洗われました。
BLの世界に疎い私ですが、BL云々ではないピュアなラブストーリーで、思わず書き留めたくなっちゃうステキなセリフがいっぱい。

「好きってどういう気持ちなんだ?」
“BL”という色眼鏡をかけて見ていましたが、登場人物から出てくる言葉は、誰しも一度は言ったり思ったりした言葉ばかりで、40代も共感しまくり。
“普通”の恋愛ドラマとして普通に楽しめるし、5歳の娘にも安心して見せられました。

アンジャッシュのコントを彷彿とさせる、勘違いが勘違いを呼ぶ展開が面白くて先が読めません。
1話24分で見られる、心洗われるドラマです。

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