すごい人の、すごい言葉

すごい人の、すごい言葉

先日、たくさん読んだ甲斐みのりさんの本を少しだけご紹介したいと思います。

目次

くらすたのしみ

いろいろな人の暮らしぶりを雑誌や書籍で見ては、溜息をついていた時期がある。
純粋な憧れよりも羨ましさが勝ったり、自分はこんなふうにできないと劣等感を抱いてしまう。

そこから抜け出したくて、改めて考えた。暮らしってなんだろう。
(中略)
書いてみてわかった。暮らしとは、私という主語を持つことだと。
多くの手本があったとしても、真似ばかりではつまらない。

『くらすたのしみ』甲斐みのり 「はじめに」より抜粋

「純粋な憧れよりも羨ましさが勝ったり、自分はこんなふうにできないと劣等感を抱いてしまう。」
って、めっちゃわかる~!!

そして、甲斐さんはが見つけた「暮らしとは私という主語を持つこと」「ダメなときがあっても、自分の楽しみを探す」ことが書かれているこの本・くらすたのしみ。

改めて、甲斐さんの言葉ってすごいなと思いました。

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東海道新幹線 各駅停車の旅

2013年に出された本のようですが、すごくないですか?
東京から新大阪まで、東海道新幹線を各駅停車する旅!!
楽しそう~~~!
めっちゃかわいい内容です。
掛川、行ってみたいなあ。

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お菓子の包み紙

甲斐さんといえば、包装紙。

もう、狂気です。
ただ「好き」という気持ちを持続し、結集させられる集中力と情熱、知識量にただただ感服させられます。
知っているお菓子を見つけると嬉しくなる、幸せが詰まった一冊です。
ものすごい量のお菓子と包み紙が紹介されているので、大半は初めて見るお菓子ですが、どこか懐かしく、本当に可愛い。
甲斐さんもすごいけど、日本ってすごい国だと思いました。

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東京の乙女建築

建築の本も数冊借りました。
甲斐さんって、建築にも精通されているところがすごい。

乙女建築は東京だけでもたくさんあり、行ってみたいなあ。
老後の楽しみなんて言わずに行けたらいいのだけど、なかなか。
この本がドラマ『名建築で昼食を』の原案になったのだと思いました。

甲斐みのり、東京、乙女と言えば、こちらの本も外せません。
乙女の東京案内。

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2023年にリニューアルされたこちらの本は、デザインが素敵で眺めているだけで楽しいです。

甲斐さんは、やっぱりすごい。

甲斐さんの本を見ていると、「好きな物は好きと言える気持ち抱きしめていたい」という『どんなときも』が聞こえてきます。

人は好きな物に対してこれほど情熱的になれるのか?!と感動します。

私はモノの整理はできないし、片っ端から忘れていくし、”なんとなく”が多いし、甲斐さんの知識量、貯蔵量、編集力にただただひれ伏す思いです。
〇〇研究なんて言わなくても「こういうのが好き」「こういうことがしたい」と思っている人はたくさんいて、その人達の「好き」を甲斐さんが見つけてまとめてくださっているのだと思います。
ありがとう甲斐さんです。

伊藤まさこさんもすごい。

甲斐みのり本がやたらと充実していた図書館には、甲斐みのり本と並んで、伊藤まさこさんのご著書もたくさんあったので、つい借りてしまいました。

伊藤まさこさんと引田かおりさんは、センスがいいな~といつも惚れ惚れしています。
伊藤さんがやられているほぼ日の「weeks days」も抜群のセンス。
全部欲し~い。でも高~い。
己の煩悩を思い知らされる存在・伊藤まさこさん。ステキです~~

つい手に取ってしまった『おいしい時間をあの人と』という本は、著名人との対談本です。

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伊藤さんのすごいところは、対談が面白いところですよね!
エッセイも書けるし、スタイリストとしての知識だけではない、人間力?
なんかとにかくすんげえなと思います。

私の憧れ・矢野顕子さんとの対談、面白かったなあ。

伊藤:歌声も、雰囲気も、ずっと「アッコちゃん」でいらっしゃる。それはなぜだろう、と思うんです。

矢野:自分をつくる必要性を感じたことがないから、でしょうか。(中略)

自分が思っていること、考えていること、そのままをテーブルの上に並べるだけ。

それ以上に見せる必要はないんです。

『おいしい時間をあの人と』 より抜粋

さ、さすがです!!自分をつくる必要性を感じたことがないと!!

私は、ずっと会社用の自分を作って生きてきました。
学生時代はバイト先で求められる人物像を演じていた気がします。
人物像というか、求められる立ち居振る舞いですね。

矢野顕子さんもたくさん色んなことがあったのでしょうけど、ずっとアッコちゃんなんですね。
いいなあ。

私も、職場用の自分を過剰に作りすぎず、合わせすぎず、自分のままで働ける場所を探そう。
いや、場所というより、マインドか?

もう一つ、矢野顕子さんの言葉を。

私は基本、火山のように、ここに(と胸に手を置く)マグマがあって、音楽が勝手に出てくる。
そういう生き物なんです。音楽をつくる生き物。
だから、どんな方が山登りに来てもいいし、ご飯を食べに来てもいいの。
あ、鳥が飛んできた、でもいいの。
この山自体は変わらないので。

『おいしい時間をあの人と』 より抜粋

ちなみに、活火山だそうです。

やっぱり、ただ者じゃないっす。

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