全員美人原理主義で行こう。

全員美人原理主義で行こう。

2023年2月もあれよあれよと20日ですね。
今週木曜日は祝日。天皇誕生日ですよ~。
2月が天皇誕生日というのはまだ慣れず、勝手にサプライズ気分です。

私が毎日愛読している一田憲子さんのサイト・梅津奏さんの連載に登場した本『美容は自尊心の筋トレ』を読みました。

全員美人原理主義。この世にブスはいない!とおっしゃる長田杏奈さん。
自分の顔も、他人の顔も見る目が変わました。
小学6年生の教科書に載せてほしい!!


最近は映画『エゴイスト』を観ちゃったり、ドラマ『大奥』にハマったり、美やジェンダーに対する価値観がアップデートされてる気がします。

そんな私が最近思うのは、美しい人に「美しいですね」ということは、背の高い人に「背が高いですね」ということと同じなのでは?ということ。
つまり、あまり意味のない言葉で、褒め言葉になっていない説を唱えたい。

私は背が高いのですが、これは完全に生まれつきです。
母子手帳の成長曲線の上のラインをたどっていたという私は、赤ちゃんの時からデカめ。

同じように、めっちゃ美しい人は、赤ちゃんの頃からめっちゃ美しかったのだと思います。

なので、「きゃーきれー!」という歓声と、「でけーー!」という歓声は同類なのでは?
それは称賛すべきものでも憧れるべきものでもなく、ただの事実。

なぜこんなことを考えるようになったかというと、それは目黒蓮のせいです。

私の投稿の約半分に登場する、愛しき研究対象・目黒蓮くん。(以下、めめ)

めめは、185センチで顔はイケメン。
ただデカいだけでなくバランスの良いモデル体型で、歌もダンスもめちゃくちゃ上手くて、
最近はその演技力で日本中の話題をかっさらいました。

しかし、それだけの長所、輝ける要素を持ち合わせていながら、彼の一番美しいところは「心」なんです。

「めめは、心がイケメン」というのはファンの間の共通認識。

え?心の美しさなんてどうやってわかるのかって?

かつて、映画『魔女の宅急便』でこんなシーンがありました。
黒猫に黒服で真っ黒黒だと外見を気にする主人公・キキに「大切なのは心よ」母が諭し、
「そっちの方はまかせて。お見せできなくて残念だわ」とキキが答えるシーン。

そう、心はお見せできないもの。
なのに、「心がイケメン」と言わしめるめめ。

それは、めめが持つ言葉の力です。
めめがファンに向けて綴るブログ、雑誌のインタビューで答える言葉から、心の美しさがほとばしっているのです。

はあ・・・ほんとにこんな人、実在するの?
もう嘘でもいい。
むしろ嘘だと言ってくれ!!

現存するどんな言葉をもってしても、めめを称賛しきれないのです。
いや、言葉というか思考回路?表現方法?

世の中には「美人」とか「イケメン」とか外見をほめる言葉で溢れている。
「性格美人」や「性格イケメン」と言われると、外見はイマイチだけどね。みたいな印象があり、それは違う。

かといって、「国宝級イケメン」と言っても、いやいや、外見もいいけど内面もいいんですよ。みたいなニュアンスは伝わらない。

人間国宝だと意味が違う。
(気持ち的には人間国宝だけども)。

・・・困った。

目黒蓮を褒める的確な言葉が見つからない!

「イケメンですね」と言われるイケメンは、どう思っているのだろう?
聞いてみたいけど、身近に良いサンプルがいない。

私は、「わあ、おっきい〜」とはよく言われたけど、私にとってはただの事実。
というか、まあまあなコンプレックスです。
同じように、美人がコンプレックスという人もいるのかな?

外見をほめること、外見をジャッジすることを当たり前のこととして生きてきたけど、
最近、違和感を感じるようになりました。
少し前まで、男の子は青、女の子は赤という色分けにも疑問を持たなかったのに、今から思うと非常に違和感があります。

テレビでよく見る女優さんが明らかな整形をして、誰?というぐらい顔が変わってしまった。
もったいない!前の方がかわいかったのに・・・と思うけど、顔はその人自身のものであり、公共のものではない。
整形するもしないも、本人の自由なのですよね。

やっぱり、外見を称賛するっておかしなことなのかも。
もうすっきりと全員美人原理主義で行こう。

そういえば昔、めめはブログに「この世にブサイクな生き物はいない」って書いていた。
めめもきっと、全員美人原理主義者だな。
私もそれに追随しようぞ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次