2019年7月に新宿高島屋で開催された特別展『りぼん~250万りぼんっ子 大増刊号~』が未だに忘れられない!ので、ここに残しておくことにしました。
私はドンピシャでりぼんっ子でした!
吉住渉先生、大好き!
私は、吉住渉先生の『ハンサムな彼女』が一番好きです〜。
絵がかわいいし、ストーリーも最高。
ハンサムな彼女
懐かしすぎて大興奮でした!
未央と一哉は永遠の憧れ〜〜
ママレード・ボーイ
「だっけっど 気に なる♪」という主題歌でアニメにもなった”ママレ”。
吉沢亮くん主演で実写映画化もされましたね~!
私は遊より銀太派です。笑
姫ちゃんのリボン
「世界で一番 ブラブラさせて♪」の主題歌でアニメにもなった『姫ちゃんのリボン』。
アリギリス カメウサギ♪あ、主題歌は『笑顔のゲンキ』の方ですね。両方、SMAP!
天使なんかじゃない
矢沢あい先生の名作『天使なんかじゃない』。
こちらも第一回から最終回まで連載で見届けた思い出深い漫画です~。
翠ちゃんはすぐ泣いてあんまり共感できなかったけど。笑
私は『天ない』よりも『マリンブルーの風に抱かれて』の方が好きでした。
単発漫画の『くれないの嵐』も良かった!
マリブルも電子書籍化されてる!
有川くーん!!
ふろく
付録の展示コーナーは、長蛇の列&人だかりができていました。
1人で行ったことが悔やまれる、友達とキャーキャーしたいエリアでした。悶絶。
ふろくは今見ても豪華だわ…
全プレ
「応募者全員プレゼント」企画。通称『全プレ』。
金額分の切手を購入して封筒に入れて…ってやってましたねー!
『天使なんかじゃない』のテレホンカードに始まり、トートバッグとか毎回応募してました。
仲の良い友達と被らないようにしたり。笑
今でいう”推し”ですね。
実物の展示は無かったので、展示されていた本誌の表紙から画像だけ拾いました。
実物はもう無いのかなあ?
お菓子の柄のトートバッグ、あったよね。
実物見たら泣くなあ…
大人の女性に成長した「りぼんっ子」
最近、うちの娘(小2)が『ちゃお』を欲しがるようになり、4年前に見たこの展覧会のことを思い出しました。
展示を見ていると、記憶の彼方にあった記憶が掘り起こされ、当時の自分をありありと思い出して、小学生に戻ったような気持ちになりました。
1955年の創刊以来、乙女のバイブルであり続けてきた「りぼん」。
1993年末には、最高発行部数255万部を記録しました。日本中の少女たちが「りぼん」によって恋を知り、友情を学び、将来への憧れを募らせたと言っても過言ではありません。
特別展「りぼん」フライヤーより
(中略)
大人の女性に成長した250万人の「りぼんっ子」たちに、人を大切に思う気持ちやどんなときも前向きでいることの大切さを改めてお届けする特別展です。
りぼんっ子は大きくなったらりぼんっ子じゃなくなると思っていましたが、大人の女性に成長しただけなんですね。
いくつになっても、りぼんっ子はりぼんっ子。
嬉しくなりました。
人間の記憶って不思議です。
もう本当に忘れていて。笑
記憶の奥底にあって、りぼん展に来なかったら一生思い出すことがなかったであろう色んな記憶が蘇ってきました。
忘れているだけで、ちゃんと自分の中に小学生の頃の自分もいるんですね。
かわいいものを見たり、聴いたり、買ったりした時、自分の中の小さな自分が喜んでいるのかも。
こういうのって、何かスピリチュアルな名称があったりするのでしょうか?
わからないけど、小学生が好きなことって、一生好きなのかもしれませんね。
忘れているだけで。
漫画そのものを今読んだら、いや、こんな男いねーよ。とか展開に納得いかなかったりするんだろうけど。
二十歳ぐらいの時に『ハンサムな彼女』を読んだら、公衆電話から留守番電話を残して喫茶店で待ちぼうけしてて驚きました。
時代!
でも、付録やイラストには素直にときめきます。
これ持ってたー!使ってたー!
かつてはお守りのような存在でした。
1つ1つがカワイイ。懐かしい!
私は転勤族だったから、小学生の頃に住んでいた地域とも、友人たちともすっかり疎遠になってしまった。
小学校の卒業間際には阪神大震災にも遭った。
ふろくのノートを見て友人のことを思い出した。
その子の家は、震災で全焼してしまった。
りぼんっ子とりぼんの中の人たち、漫画家の方々は、相思相愛だったのだと思いました。
りぼんっ子は、すごくすごく愛されていたのだと思いました。
『りぼん』からの愛を受け取った250万人の中に、自分も含まれると思うと誇らしいです。
素晴らしい展覧会でした!
自分の中の小さな自分を大事にしていきたいな。