子どもと行く、南紀白浜は楽しい。

子どもと行く 南紀白浜

夏に、2泊3日で和歌山県の南紀白浜へ行ってみました 
うちの子は、9歳&4歳の5歳差姉弟。
南紀白浜への子連れ旅、最高でした。

海!プール!温泉!そして、アドベンチャーワールド!

猛暑の夏でしたが、夕方になると涼しい風が吹いてきて気持ち良かったです。

東京とは大違い!

目次

こんな感じでした。

東京(羽田)から約70分 

羽田空港を11:30頃に出て、13時頃には南紀白浜空港に到着。あっという間に着きました

写真は帰りに撮ったので夕方ですが、なんと、この滑走路は、映画『宝島』で米軍基地の撮影に使われたそうです。
沖縄じゃなくて、和歌山!基地じゃなくて空港!
昼夜逆転で、夜通し撮影されたそうですよ。へ~⋆˙⟡

ホテルは、エクシブ白浜

空港から近い、大きなリゾートホテルに泊まりました。

これぞ必要ムダ!な装飾が多めのホテルです。

お部屋はファミリータイプ?義理の両親と計6人で泊まりました。広々していて良かったです。

到着した当日は、アウトドアプールへ~

子どもはプール大好きですよねえ。
子ども専用のプールはありませんが、4歳の息子も浮き輪でプカプカして楽しんでました。

東京では、連日危険な暑さで屋外プールは無理だったので、ありがたい…。

白浜は、風が気持ち良い₊˚

プールの後は、ホテル内のレストラン(海鮮中華 翠陽)でお食事して、温泉へ。
露天風呂もミストサウナもあって、エクシブ最高!でした。

朝ご飯は、とれとれ市場

朝ご飯は、車ですぐの「とれとれ市場」(の中にある「とれとれ亭」)へ行きました。

ビュッフェ形式で、自分ですくえるアイスがあったり、フレンチトーストがおいしかったり、子どもたちも大喜び。
私もビュッフェ大好きです~

白良浜(しららはま)で海水浴

楽しみにしていた海水浴!
とれとれ市場から白良浜へは車ですぐ。白浜は街がコンパクトで動きやすいですね。

白良浜も海水浴場としてはコンパクトで、子連れ向きだと思いました。 
人も多すぎず、浜も広すぎず。みんな、浮き輪でプカプカ浮いているだけの平和なビーチでした。
なにより、海も浜も美しくてびっくり!

無料の更衣室&シャワーも完備されていました。
海からシャワーが近いので、すぐに潮水が流せるのも良かったです。
4歳児、潮水が目に入ると痛かったようで、シャワー↔海を何度も往復しました。。

ロッカー
ロッカー&更衣室
シャワー
シャワー

ライフジャケットも、持って行きましたよ~。荷物になるけど、やっぱり安心ですね。
ド派手な色で、海でも浜でも子どもたちを見つけやすくて便利でした。

IKEAの青い袋、大活躍でした。

穏やかながらも良い波が来て、子どもたち、大喜び。すっかり海大好きっ子に。
よかった~~。
普段はケンカばっかりしてる5歳差姉弟ですが、こういう時は団結して?一緒に楽しそうにしているので親も嬉しいです。

午後から、アドベンチャーワールドへ

お昼は、浜の近くにあったファミマで買って、ホテルの部屋で食べながら休憩…。
シャワーや着替えをしてから、アドベンチャーワールドへ向かいました。

お得な2日券を購入したので、翌日も行く気満々。
夏は20時まで営業しているので、午後からでもたっぷり遊べるはず!

エントランス
パークガイド、ワクワクします♪
ケニア号に乗車

ケニア号は、クーラーが効いていてクールダウンできました。
ほんとに暑くてどうしようかと思ったので良かったです。
サファリも立派で、ライオンやトラ、キリンもばっちり見られました。

14:40
イルカショー

ほぼ終わりかけでしたが、イルカショーも少し見られました。
会場のビッグオーシャン、背景の大自然に目を奪われました。

15:15
アニマルアクション

そのまま流されるままに移動し、アニマルランドへ。
このアニマルアクション、めちゃくちゃ楽しかったです!
アドベンチャーワールドに来てよかった!と思いました。

こんなところを歩くヤギ…
16:00
屋内施設で休憩

暑いので、クーラーが効いているところでこまめに休憩。。
子連れは無理せず!ですね。

16:15
カワウソの食事タイム

息子がカワウソ大好きなので、ここは外せません!カワウソ、かわいかったです~。

17:00
お食事タイム @レストラン

ふれあい広場を楽しんだ後、レストランでご飯にしました。

17:30
ふれあい広場へ移動

再び、ふれあい広場へ。フラミンゴの多さにびっくり。

18:00
ペンギンパレード

ペンギンも33羽!そのうち、気分が乗った13羽がペンギンウォークを披露してくれました。

18:20
ナイトふれあいパーク

涼しくなった園内で、色んな動物を間近に見られる貴重な機会!
贅沢でステキなひとときになりました。

その後しばらく動物エリアを楽しんで、ホテルへ戻って、温泉へ!
ホテルの部屋から、19:45に上がる花火が見られました。(有料のイルカショーの演出だと思います)。

3日目もアドベンチャーワールド

最終日も朝から「とれとれ亭」へ行って、アドベンチャーワールドへ。
前日は動物エリア中心だったので、この日はアトラクション中心!!

アドベンチャーワールドは、子どもが喜ぶ系アトラクションが充実していますからね⋆˙˖✧

9歳&4歳児、2人で遊んでくれるかなと期待しましたが、息子の身長が108cmでギリギリ110cmに満たなかったので、保護者の付き添いが必要に。
子どもたちだけで乗れるアトラクションは2人で乗ってもらいましたが、私も乗りものフリーパスを買ってお付き合い…。

前日は暑くて、アトラクションで遊ぶどころではない気温でしたが、この日の午前中は曇り&小雨という最高のお天気で!
雨で休止しているアトラクションもありましたが、だいたい乗れたので楽しめました。

夏のテーマパークは、お天気次第ですね…。

再びケニア号に乗ったり、動物エリアも堪能して、14:30頃にアドベンチャーワールドを出発!

最後もやっぱり、とれとれ市場!

次に向かった先は、大好きな「とれとれ市場」!
「とれとれ横丁」でお寿司、外でわらび餅やアイスも食べて、「とれとれ亭」隣の「カタタの湯」に入って汗を流しました。

とれとれパーク
とれとれ市場 | 漁協直営の海産物と、紀州の特産品が購入でき、BBQも楽しめます。 | 公式ホームページ 西日本で最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」です。堅田漁業協同組合直営のため、日本全国から取り寄せた新鮮な海産物が購入でき、紀州の特産品も販売しています。購入...

とれとれ市場には、「とれとれの湯」という魅力的な温泉もあるのですが、時間が無かったので、サクッと入れるカタタの湯の方にしました。

お土産もとれとれ市場で購入し、空港へ。。
2泊3日、無理なく楽しく過ごせて、南紀白浜は子連れにちょうど良い観光地でした。 ˚ ⊹

【感想】白浜のパンダ、不在の在。

というわけで、大満足の2泊3日でしたが、実は、4月にホテルと航空券の予約をした3日後に、6月末でパンダが中国に帰国するというニュースが流れました。

動物大好きな息子、号泣…。
なんというタイミングの悪さ!

でも、パンダなら上野にもいるから泣かないで~。

気になったのは、白浜の方です。
手元のガイドブック、パンダだらけだけど?特に、アドベンチャーワールドの記事は、3分の1がパンダ!

私も、「白浜のパンダは格別にカワイイ」という噂を耳にしていたので、楽しみにしていましたが、しょうがないですよね。。

パンダがいない方がすいていて良いのでは?
もう、パンダのことは忘れよう。

8月になり、いよいよ白浜へ。

到着した日の夜、ホテルのレストランで、スタッフの方から信じられないことを聞きました。

それは、白浜は「パンダが生まれた町」として、これからもパンダ推しでやっていくということ。
「新作のパンダグッズも出てますよ」と…。

正気か?!
パンダいないのに、パンダでやっていくの?!

うーん。白浜町長は、パンダに頼らない「ポスト・パンダ政策」を掲げているという記事を読みましたが、詳細はわかりません。

翌朝、とれとれ亭で子どもがクレーンゲームをやりたがりました。

画像

クレーンゲームもガチャガチャもたくさんありましたが、基本的にパンダ推し。
昨夜聞いた「これからもパンダ推し」の話が蘇ります。

「パンダが生まれた町」ねえ…やっぱり弱すぎないか?
だって、私たち、白浜でパンダ見れないからね。。

そして、アドベンチャーワールドへ。

しかし、というか、案の定?入り口からパンダです。

画像

巨大なパンダに座って、「パンパンパンダー!」の掛け声で記念撮影。

「パンダのことは忘れよう」と思っていたのに、全然、忘れさせてくれないアドベンチャーワールド。
さも、パンダがいるみたい!

でも、まあ、まだ日が浅いですからね。6月までいて、今は8月。しょうがないしょうがない。
「ありがとう」とか「また会おう」みたいな歌詞のオリジナルソングがひたすら流れていて、「パンダ、カムバーック!」という執念?言霊?

ガイドブックの3分の1を占めていたよりもはるかに強いパンダの存在感を感じました。
いないのに、体感では4分の3ぐらいパンダ
まさに、不在の在。

それから、我々はパンダのいないアドベンチャーワールドを楽しみました。
サファリもあるし、イルカも、アニマルアクションも最高だったし、動物いっぱい。ふれあい系も多いし、飼育員さんたちもフレンドリーでお話上手。

ナマケモノがカワイイなんて、人生で初めて思いました。ふわっふわなのです。(触ってはいません)。

なんとなく、「白浜のパンダは格別にかわいい」と言われていたわけがわかった気がしました。
きっとパンダも、ふわふわでのびのびと、愛されて育っていたんだろうなあ。

夏でも、夕方になると涼しい潮風が吹いてくるなんて、最高ではないですか。
緑も多いし、空も広い。空気がうまい!
人も優しいし、エサも美味しそう。

人間でもかわいくなれそうですよ。

画像

翌日は小雨というテーマパーク日和で、アトラクションを中心に遊び、2回目のケニア号にも乗り、ふと、「パンダラブ」という名のパンダの展示エリアへ行ってみました。

4頭のパンダが展示されていた場所、今はどうなっているのでしょう?

レッサーパンダがいました。レッサーパンダ、ラブ。

ジャイアントパンダ用の広いスペースをレッサーが動き回っていました。

そして、「白浜のパンダ」の映像としてよく見た場所に到着。

画像

ここが、あの場所かあ。と思ったら、切なくなりました。
こんなに近くで見られたんだ。
ここでパンダは、人々に愛されて、日々を過ごしていたんだなあ。

良浜(らうひん)、彩浜(さいひん)、結浜(ゆいひん)、楓浜(ふうひん)…。
会ってないのに覚えちゃったじゃないか!

「パンダのことは忘れよう」と思っていたのに、どこもかしこもあんたたちだらけだから!!

こんなはずでは。

画像

白浜ではこれまで、17頭のパンダが生まれたそうです。
でも、日本生まれでも、パンダは中国のもの。

白浜の人たちにとってパンダは、「観光資源」や「人寄せパンダ」などではなく、ひたすらに愛情を注ぎ、生活の場を共にしてきた存在なのでしょうね。

観光客にはわからない、パンダへの愛と共に過ごした年月に思いをはせ、会ってもいないのにパンダロスになってしまいました。

なので、涼しくなったら、上野にパンダを見に行こうと思います。
そして、不在のパンダを脳内で補完して、「白浜」を完成させるしかない…。

そう、白浜はとても良いところだったのに、パンダの不在を見せつけられて、なぜかこっちまで「ロス」になってしまいました。

「パンダが生まれた町」なのはわかるけど、「いない」存在を見せられるのも少しツライ…。
アドベンチャーワールド全域で流れる「ありがとう」とか「また会おう」の歌はやめた方が良い気がしますが、私は、2025年夏の白浜に行けてよかったです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次