映画『国宝』、私は原作&吉沢亮ファンで、前売りを買って映画公開初日に観に行ったのですが…あれよあれよと大ブームになってびっくり!



何度でも観たくなりますよね~✰⋆。:゚
『国宝』の感動は、広げたくなるものがありますよね。
映画を観て、歌舞伎デビューした方も多いそうですね。もともとの歌舞伎ファンの友人は、『国宝』公開後、いつもは取れるチケットが取れなくなったと驚いていました。
私も、歌舞伎には興味あるけど、歌舞伎座まで行くのはちょっと面倒くさい…。
そこまでの気合いは無いけど、興味を広げたい!と、シネマ歌舞伎デビューしました。
シネマ歌舞伎


私が観たのは、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)。
あれです!映画のあれ!わ~すごーい!本物!!
2006年に、坂東玉三郎さまと尾上菊之助(現・八代目 尾上菊五郎)さまが演じられたものがシネマ歌舞伎になっていました。
ご、豪華すぎる…。
歌舞伎に詳しくなくても、「すごい」ってことはわかります。
それが近くの映画館で観られたのです。
美しすぎて夢の様な舞台(映画)でした。。
映画『さらば、わが愛/覇王別姫 』
もう一つ『国宝』から興味を持って観たのは、映画『さらば、わが愛/覇王別姫 4K』。
ちょうど渋谷のル・シネマで上映されていました。
1993年に、カンヌ映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した、超有名な映画。
なんで私は今まで観なかったんだろう?と思ったら、上映時間が172分。ほぼ『国宝』並みの3時間弱!
『国宝』で3時間に慣れましたけど、3時間もある映画を観るのって勇気がいりませんか?
この映画、『国宝』の李相日監督も影響を受けたと公言してらっしゃいますし、今こそ!と、ようやく覇王別姫 デビューしました。
中国の京劇の映画なのですが、見終わると、ずっしりと「映画を観た」という感じがして、京劇の楽器の音が耳の奥でこだまする…
すべてが儚く美しく、夢のような年月でございました。という喜久雄のような気持ちになりました。
主人公もペアを組む男性2人だし、京劇と歌舞伎で『国宝』と似ている気がしますが、そこはまったく似て非なる!でして。
中国の歴史の凄まじさも相まって、本当にすごい映画でした。
『国宝』みたいに、「何度でも観たい!」とはならないかな…。1度観たら一生忘れられないと思います。


何がすごいって、登場人物たちの気性が荒い。笑
めっちゃ怒るしバイオレンス。でも、美しくて、一つ一つのシーンが絵画のようでした。
特に、主人公・蝶衣を演じるレスリー・チャンの美しいこと!!
美しいがゆえに、悲しい表情が悲しすぎる。。(私が好きなのは、「ありがとう、姉さん」って言う場面)。
蝶衣を演じたのは、レスリーが36歳の時だそうです。46歳で亡くなった時は、衝撃を受けました。
今年2025年で、没後22年。
華流スターの代表!という感じで、常盤貴子さんとも映画で共演されてましたよね。
改めて、めちゃくちゃ美しくてすごい俳優さんだったんだと思いました。

