遅ればせながらHAPPY NEW YEAR 2023 でございます。
今年もよろしくお願いします♪
お正月が無事に終わり、ホッとしております。
2歳男児が暴れん坊すぎて・・・。
怪我無く終えたことに、ホッ。です。
さてさて、紅白歌合戦2022の件、人の感想って面白いな~と思ったので私も書いてみることにしました。
紅白2022、私も”あっち側”の人間になったか~というのが一番の感想です。
なんというか・・・「こういうの、懐かしいでしょ?」枠にハマったというか。
自分が子どもだった頃に見ていた親の姿とでも言いましょうか。
子どもたちが「誰やねん?」とポカーンとしてしまうような人に狂喜乱舞する現象。
40代ともなると、紅白を全部まるっと楽しめるのだなあ~なんて。
篠原涼子の歌
私はひそかに、篠原涼子さんに感動しました。
小室哲哉がピアノ弾いてる!!
これは・・・、篠原涼子 with t.komuro やないか!!
のけぞって歌う感じとか、28年前に見ていた篠原涼子そのもの!
声もそのまま!すごーい!
衣装も素敵!
いつの間にか「女優・篠原涼子」になってしまったけど、やっぱり篠原涼子はこうじゃなくっちゃと思いました。
女優・篠原涼子しか知らない若者たちに説教したい。
これが、篠原涼子だと。
(このあたりからして、ウザい”あっち側”の人になっている・・・)
「色気がヤバい」という記事も目にしましたが、色気というか、あれが篠原涼子ですよ?と言いたい。
色気や可愛さを売りにするのではなく、むしろ逆。
ダウンタウンに頭をはたかれ、どつかれ、「ブス」とか「乳なし」とか言われてもニコニコしながら立ち向かう篠原涼子。
強くて媚びない、でもカワイイ篠原涼子。
『恋しさとせつなさと心強さと』の後に発表された『もっともっと…』と『Lady Generation』も良い歌なんですよ~。
3曲とも小室プロデュースですが、小室さんが篠原涼子さんに書く歌詞は、どれも「自立して強く生きる女性」がテーマになっている気がします。
lady generation
海よりたくましく 未来を生き抜くためには
心の鏡 みがいて 誇らしく微笑みを
という歌が22歳の篠原涼子の歌です。(produced by t.komuro)
対して、最近の若い女性歌手はフリフリした衣装上目遣いの子たちが集団でクルクルヒラヒラ踊るばっかりで、どうなってんの、これ?と食傷気味でしたが、やっぱりちょっとおかしいと思います。
J-POPは時代と逆行してる気がする。
商品コンセプトはあるけど、ポリシーが無いというか。
ターゲット層が限定され過ぎているというか。
『恋しさとせつなさと心強さと』は篠原涼子が大人になっても歌える歌として作られたそうです。
28年経っても歌える歌になって感慨深かったと、篠原涼子さんが語ってらっしゃいました。
や~ん、そんなん知らんかった!
めっちゃええ話や~ん。
それって、小室さんの親心?
カワイイって多様性
28年前の1994年あたりは、篠原涼子さん以外にも安室奈美恵ちゃん、森高千里さん、大黒摩季さん、華原朋美さん達がまだ若く、若いけどきちんとしたポリシーのある歌を歌わせてもらえていた気がします。
ユーミンや中島みゆきさんも普通にヒットチャートにいたし、今から思うとすごいなあ。
ドリカムの美和ちゃんもイケイケだったし、ZARDも人気でした。
日本はこの28年の間に、「カワイイ文化」や「クールジャパン」の呪縛に囚われて、自由を失った気がします。
“カワイイ”に正解や模範を作ってしまい、そこから外れることができなくなってしまった。
本来は、”カワイイ”こそ多様性だったはず。
「え?これ、カワイイ?」「え、カワイイじゃん」「そうかなあ?」というのが”カワイイ”だったはずなのに、「これが”カワイイ”です」になってしまったというか。
正解も不正解も無い!これが私よ!という自由が無くなってしまった気がします。
2022年、韓国ガールズグループの世界に遅ればせながら片足をつっ込んでしまった私。
だからというわけではありませんが、日本の若い女性歌手の皆さんは少し気の毒に思えました。
「自立して強く生きる女性」像を望まれていないのではないか?という懸念。
そして、その姿を人気の女性像としてインプットしてしまう日本の子どもたち・・・。
これだったら、韓国ガールズグループの歌やパフォーマンスの方が健全だといういう気がしてしまいます。
紅白、大好き
篠原涼子さん以外だと、坂本冬美姐さんの『お祭りマンボ』も華やかで素敵だったし、
ブラボー兄弟(洋ちゃんと長友選手)が「ブラボー!」と叫んでいた石川さゆり先生の迫力もブラボーでした。
現代で「情念」を目にする機会は、この時しか無いですね。
何より、司会の橋本環奈ちゃんがかわいすぎて、万能すぎて、分かっていたけど素晴らしかったですね。
やっぱり最強。
「1000年に1人の逸材」は、伊達じゃないっす。
私は、上白石萌音・萌歌姉妹に、紅白にご出場いただき、令和の安田祥子・由紀さおり姉妹として『赤とんぼ』と『トルコ行進曲』を歌ってもらいたいと思っているのですがダメでしょうか…。
それこそ、子どもたちはポカーンでしょうね。
大晦日は、紅白見ながらポカーンでなんぼなんだけどなあ~