お雛様と推しの結婚

お雛様と推しの結婚

昨日は3月3日、ひな祭りの日でしたね。

我が家にも娘のお雛様があるのですが、付属品の冊子を何気なく読んでいたら衝撃の事実を知りました。
お雛様を飾る理由は・・・

健やかに育ち、しあわせな結婚ができますように

薄々気づいてはいましたが、やはりそうでしたか。
お雛様ってどう見ても結婚式ですもんね。

雛飾りの風習がいつからあるのかは知りませんが、「女の子の幸せ=結婚」というのは時代遅れですね。
結婚してもしなくても、娘にも息子にもずっと幸せでいてほしいぞ。

お雛様は早く片付けないと嫁に行き遅れるという迷信もありますね。
私は”結婚できない”タイプだったので、3月3日が過ぎると母がマッハで片づけていました。
時既に遅しで、とっくに行き遅れておりましたが。

そんなプレッシャー?もあり、その他諸々こじらせていたので、ようやく結婚することになっても結婚式は絶対にやりたくないと思っていました。
が、色々あって大阪で挙式することに。
それでも、ウエディングドレスを親に見せるのは私にとって敗北でしかなかったので、死んでも着たくなくて和婚にしました。
お色直しも和服。

どうせ私なんて結婚して子供を産むことしか望まれていないのかと思うと空しくて、最近まで「どうせ」と思っていました。
実は。

そんなひねくれた私の話はさておき、結婚と言えば大谷選手ですよ。

結婚できないというよりは、結婚しないタイプ?と余計な心配、勝手な憶測を立てられていた世界のスーパースターがご結婚!
全世界、だまされる。笑

わ~かっこいい~!

私事で恐縮ですが、会社では結婚できない部族に入れらていたし、忘年会で「今年も婚式に呼ばれなかった!」と上司にネタにされていたタイプだったので、私が匂わせナシで結婚した時、会社の人たちもこんな気持ちだったのかなあ。
だまされた!という・・・。

大谷選手はちょっと王子様チックだからか、「お妃候補」を勝手に作り上げて喜ぶ記事も多かったですよね。
未だに田中みな実説を捨てきれないような記事もあり、大リーガーの妻と言えば「年上」「女子アナ」で止まっている人がいるのか?と思ったり。

「年上」「女子アナ」って、イチローの弓子夫人ですよね。
その系譜を継承する後輩も多いのはわかるけど、みな実先生は亀梨くんと付き合ってるって言ってんじゃん。

大谷選手の結婚に落胆してしまう女子たちの嘆きを見ていて、私はゴジラこと松井秀喜さんがご結婚がされたときのことを思い出しました。

ゴジラ松井も長らく結婚どうするの?と心配されていたタイプだったように思うのですが、突然、結婚を発表し、お相手は「都内の25歳OL」とだけ明かされました。

都内の25歳OLって・・・、私?

私はゴジラの妻と同い年でした。

そして、一応、都内の25歳OLたちと確認し合いましたが該当者はおらず。(そりゃそうだ)。

でもその時、誰も羨ましがらなかったんです。
いくらゴジラ松井がお金持ちの人格者でも、ゴジラ松井とは結婚したくないという空気。。(私の周りでは)。

松井さんをディスっているというよりは、当時はイチローの弓子夫人が有名過ぎて、「大リーガーの妻ってめっちゃ大変!!」というイメージがあった気がします。お金持ちでも無理。みたいな。
(誰も求婚されてないけどな)。

あ、大リーガーって今は言わないのか。
め、メジャーリーガー?ですね?

なので、「大谷翔平の妻=世界一幸せな女性」みたいな図式になっていることに、新鮮に驚いてしまいました。
メジャーリーガーとの結婚って、そんなに羨ましいことなのかと。

そりゃあ大谷選手は二刀流な上にアイドルのようなルックスで、とんでもない契約金ですものね。
そりゃあそんな人と結婚したら幸せでしょうけど・・・。

推しの結婚はちょっと寂しいという気持ちはわかります。
旧ジャニーズ勢も今年に入って3人が結婚を発表したり、熱愛が発覚したり、明らかに状況が変わって来た感じがあります。

別に推しと付き合えるとは思ってないけど、ちょっとがっかりしちゃうこの心情はなんなのでしょうね。

私はそんな時、私も結婚してるし仕方ないか~と諦めます。
親や社会的な圧力に屈して結婚しておいてよかったです。
今となってはありがとうです。

女の子の幸せが結婚とは限らないけど、推しが結婚しても心の平穏を保つために、あまり高望みしないで身近で気の合う人と結婚してしまうのはアリですね。

とはいえ、うちの子どもたちが大人になる頃は、現代のような婚姻制度は機能しなくなっているだろうなあ。
雛飾りの文化も衰退していきそう。
春の光に照らされるお雛様がかわいいので、もうしばらく飾っておきます。

私のお雛様。昭和なお顔。
娘のお雛様。現代風?
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